「勉強したくないから高校は野球推薦で行きたい」
「推薦で入学した方が待遇が有利だから推薦で高校に行きたい」
そんな方に野球推薦をもらう手っ取り早い方法を教えます!
★この記事はこんな人に読んでほしい★
- トップレベルには届かないそこそこの選手
- 子育て世代
- 高校野球が好き
- 星一徹みたいな人
- スポーツ強豪校への進学を考えている
該当する方は是非見ていって下さいね♪
中学生が野球推薦をもらう方法
高校進学時に野球推薦をもらうのに一番必要なもの、それは
コネ
これでもかってくらいにコネが大事です。
高校のスカウトが試合を見に来て
「是非ともウチに来て欲しい!!」
安心してください。
そんなことはほとんどありません。
本当の意味での「スカウト」をされるような選手はごく一部です。
軟式、硬式にかかわらず全国大会などで結果を出したり、余程地域で有名な存在でなければスカウトはされません。
では一部のトップレベル以外の「そこそこの選手」が推薦をもらうにはどうすればいいのか?
硬式クラブチームに入る
中学野球には学校の部活動である「軟式」と
学校とは関係のない「硬式」のクラブチームがあります。
硬式クラブチームは言わば「学習塾」のようなものです。
偏差値の高い高校に行くために塾に通うのと同じです。
ですので硬式クラブチームにはプロ野球選手や甲子園を目指す選手が集まります。
もちろん軟式野球部でも私立の中高一貫校などで強いチームはありますが、中学の部活よりはクラブチームの方が基本的にはレベルが高いです。
硬式クラブチームは大きく4つに分かれます。
- ボーイズリーグ
- リトルシニア
- ヤングリーグ
- ポニーリーグ
団体ごとに多少のルールの違いはありますが大きくは変わりません。
また、極少数ですが団体に所属せずに活動してるチームもあったりします。(団体の公式戦には出れない)
どんなチームに入ればいい?
硬式クラブチームに入るだけで推薦をもらえる確率はグッと上がります。
歴史があって強いチームであればあるほど。
中学硬式クラブチームも高校野球の様に強いチームは安定して毎年の様に強いです。
やはり強いチームは指導者が優秀だったり、練習環境が整っていたりするのでレベルの高い選手が集まります。
そして強いチームからは野球強豪高校へ次々と進学実績(コネ)が出来ていきます。
ただし弱いチームでも指導者が有名で顔が広い場合もあります。
結局のところ指導者の顔の広さ次第とも言えます。
少年野球チームに入っていればそういった情報は自然と入ってきますよ^ ^
指導者の出身校とコネがある可能性はかなり高いです。
HPを持ってるクラブチームもあるので指導者の経歴を確認してみましょう。
ある程度の実力は必要
そうはいっても高校側とクラブチーム側での信頼関係があるので、選手のレベルが低ければ強豪校から推薦をもらうのは難しいです。
硬式クラブチームに入れば希望の高校に行けるわけではありません。
当然選手のレベル次第で推薦できる高校のレベルも変わります。
今のうちにしっかり練習してください。
推薦は指導者と高校側の信頼関係で成り立っています。
レベルの合ってない選手を推薦することは誰にもメリットがありません。
しかし今は子供の人数、そして野球人口が減ってきています。
強豪校は無理でも甲子園初出場を目指す地方の中堅校などは割と推薦がもらえたりしますよ。
クラブチームで野球をする一番のメリットかもしれません。
地方の高校でベンチ入りメンバーが全員県外なんこともありますよね?
セレクションで結果を残す
セレクションでアピールに成功すれば推薦をもらえることもあります。
僕の友人でもセレクションで結果を残して推薦をもらい、最終的に強豪校で4番になった選手もいます。
ただしセレクションは既に推薦が決まっていて形だけだったり、最終確認の意味合いが強かったりします。
自分のポジションの推薦枠が埋まっていたりもするのでセレクションで推薦をもらうのは少し難しいです。
セレクション次第で推薦がもらえることもありますが、コネがないとセレクションすら受けれないこともあるのでご注意を!!
推薦をもらうのは投手が圧倒的に有利です。
どこの高校も投手は頭数がいるに越したことはありません。
そして投手は身体能力や野球センスが高いことが多く、投手としてダメだったとしても違うポジションでつぶしが効きます。
2020年の選抜からは球数制限が適応されるので投手の需要はどんどん高まっていくでしょう。
親の協力も必要
クラブチームで野球をするには親の協力も必要です。
土日は一日中練習や遠征。
練習環境が整っているチームだと平日学校が終わってからも練習があったりします。
都合よく近所にチームがあればいいですが少し遠いとチームの活動の度に車での送迎が必要だったりします。
最近問題になっているお母さんのお茶当番やお父さんの練習の手伝いなども。
ちなみに硬式クラブチームには熱心な親も集まります。
親の熾烈な差し入れ合戦が繰り広げられることも…
月謝も5千円〜2万円/月くらいはかかりますし親の交通費などは当然自腹です。
経済的にも親の協力は不可欠ですよ。
指導者も人間です。
選手が同じレベルだとして
- 親が仕事で忙しく全く顔を出さないA君
- 親が活動の度に車を出してくれたり練習の手伝いをしてくれるB君
指導者の立場ならどちらの選手を優先的に試合に出しますか?
どちらの選手の進路を面倒みてあげたいと思いますか?
勉強はしなくてもいい?
野球推薦で高校に行きたい人はかなり気になるところではないでしょうか?
申し訳ありませんがこれはもう高校によるとしか言えません。
形だけ入学試験を受ければいいところもありますが基準をクリアしなければいけないところもあります。
どちらにせよ勉強はするに越したことはありません。
野球のレベルは合格だけど学力が足りなくて行きたい高校の推薦がもらえないなんて勿体無いですよ。
推薦入学後に野球やめたら退学?
野球推薦で入学したからといって野球を辞めたら退学なんてことはありません。
学校側からしたらお金さえ払ってくれれば何の問題も無いわけです。
推薦で入学して野球部を辞める選手も当然います。
そのまま普通に学校生活を送る人もいれば、公立に転校して野球をする選手もいます。
ただし野球を辞めるとクラブチームと高校のコネが無くなったりします。
クラブチームの指導者から文句を言われる覚悟ぐらいは必要です。
コネが無くなるリスクもあるのでクラブチームの指導者は、そういった意味でも中途半端な選手を強豪校に推薦することは出来ないんです。
まとめ 野球推薦で高校に行くべきか
硬式クラブチームで野球をやっている中学生の6〜7割は高校で野球を続けることでしょう。
高いレベルの高校で甲子園を目指すなら推薦で入学するべきです。
別の記事にも書いていますが高校野球の練習はめちゃくちゃ厳しいです。
高校にもよりますが推薦と一般入部ではスタートが全然違ったりします。
※一部の超強豪校は一般入部を受け入れてないこともあります
強い硬式クラブチームには優秀な指導者がいて意識の高い選手が集まります。
そこに所属すれば自然と野球も上達するでしょう。
そして進路もしっかり面倒を見てくれます。
甲子園を目指すなら中学で硬式クラブチームに入ることを考えてみてはいかがでしょうか。